どうも、snow jeans A(スノー・ジーンズ・エー)です!🐒
僕は昔から“周りの目”が気になる性格だったので、無意識のうちに「自分をどう見せるか」を考えながら生活していました。元々器用ではないので、人間関係でもたくさんの失敗を繰り返しましたが、少しづつ成長することで自分なりに「セルフプロデュース」を確立しました。
社会人になってからは、その経験を活かして営業として評価されました。現在はマネージャーという立場となり、社内でセルフプロデュースについて研修・指導しています。
自分自身がいろんな失敗を繰り返したからこそ、できるだけ無駄な遠回りをしないで自分を変えてほしいです!
ひとりでも多くの人が自信を持つキッカケになりたいと思い、今日から実践できるセルフプロデュースの方法を発信しています。
今回は、「話し方」をテーマにお話します。
初対面の相手と軽く話をした際に、外見から受けた最初のイメージから印象が変わった経験はあると思います。それが良い方向で変わることもありますが、逆に話をしたことで印象が悪くなった人もいるのではないでしょうか?
話し方によって『この人と話しをしているとちょっと疲れるな…。』や『自分に自信がなさそうで一緒に仕事などをするには不安だな…。』といったネガティブば印象を持たれることもあります。
そのため、出会って30秒~数分くらいで好印象を持たれる話し方をお伝えします。
この記事を通して、こんなお悩みを解決するつもりです。
この記事を読むことで、良い印象を与えるために押さえるべき5つのポイントが分かります。周りからの評価を上げて、自分に自信を持ちたい人は最後まで読んでください。
コミュニケーションに必要なのは「伝える力」と「理解する力」
「コミュニケーション」はとても身近な言葉ですが、意外と正しく理解していない人が多いように感じます。例えば、ただ明るい人やよく喋る人が『あの人はコミュ力が高い!』と評価される傾向がありますが、必ずしもコミュニケーション能力と関係あるとは限りません。(もちろん、性格が明るいことやよく喋ることも素敵な個性ですが…!)
『コミュニケーションはキャッチボール』と言うように、コミュニケーションとは人と人が互いの考えや気持ちを伝え合い、理解し合うことです。つまり、「伝える力」と「理解する力」の両方が重要となります。
「伝える力」は、自分の考えや感情を正しく伝える能力のことです。具体的にはボディランゲージや表情などといった手段もありますが、今回は会話についてまとめていきます。さらに、今回は会話の中身ではなく、好印象を持たれる“話し方”のテクニックなどに絞ってポイントをお伝えします。
「好かれる話し方」と「嫌われる話し方」の違いは“敬意”
では、今回のテーマでもある「好かれる話し方」と「嫌われる話し方」の違いは何でしょうか?
まずは嫌われる話し方の具体的な例を挙げてみましょう。
- 相手の話をさえぎって話し始める
- 言葉遣いが乱暴で汚い
- TPOをわきまえていない
いずれも、会話をしている相手や周囲への敬意が伝わらない話し方ですね。もし本人にそのつもりが無かったとしても、周りから見たときに敬意を感じられない話し方をする人は嫌われてしまいます。
きちんと相手の話を聞き、周囲への配慮をもって話をしましょう。
好かれる話し方の5つのポイント
では、好かれる話し方の特徴について、5つのポイントをまとめます。
この先で具体的な内容をお伝えしますが、基本的には会話している相手に似せるようにしましょう。相手のしぐさや表情に合わせることで親近感や心の距離を近づける「ミラーリング効果」という心理テクニックがありますが、話し方も同じだと思っています。
相手に受け入れられやすい話し方、相手が理解しやすい伝え方をすることで好印象を与えましょう。
話すスピード
初対面の人と話をするときは緊張すると思います。緊張しているときはどうしても早口になるので、特にあがり症の人はゆっくりと話すように意識しましょう。具体的なスピードとしては、相手の話すスピードよりも少しだけゆっくりとした速さが適切です。
“頭の回転の速さ”という表現をしますが、人によって、またコンディションによって思考のスピードが異なります。頭の回転の速い人はゆっくり話されることがストレスとなり、頭の回転が遅い人は早口でまくしたてられるとストレスとなります。基本的には自分の話すスピードが一番理解しやすいです。
また、自分が少しゆっくりと話すことで、相手の話すスピードを抑えることもできます。初対面のときには相手も緊張しています。お互いが緊張して早口になっていると会話するだけでも疲れてしまうので、敢えて少しゆっくり話すことで会話のペースを落としていきましょう。
声の大きさ
やはり自分に自信を持っている人は魅力的にうつります。声が小さいと自信がない印象を与えるので、大きな声で話すように意識しましょう。
また、小さい声で話していると相手から聞き返されることが多くなります。スムーズにコミュニケーションが取れないことは相手にとってストレスになるので、『そういえば、話し相手から聞き返されることが多いな…。』と感じた人は要注意です!
もちろん、TPOはわきまえてボリューム調整をしてね。例えば、おしゃれなレストランや満員電車などで大声で話していると周囲の迷惑になるから気を付けよう!
声のトーン
「電話に出た瞬間、声がワントーン高くなる」というのは、お母さんあるあるだと思います。声のトーンを高くすることで、自分が“かよわい存在”だということをアピールすることで敵意を持たれないようにしているそうです。(もちろん、無意識での行動だと思いますが。)
必要以上に意識する必要はないですが、声のトーンによって与える影響も意外と大きいことを理解しておきましょう。
相手の話す声の高さと1オクターブ以上の差があると聞き取りづらいという話もあります。もし相手の声の高さとのギャップが大きいときは、違和感がない程度に話し相手のトーンに寄せてみましょう。
ちなみに、話し出す時の一音目を“ソ”や“ファ”にすると相手にとって心地いいという話もあるので、意識してみても良いかもしれないですね。
言葉遣い
あまりに言葉遣いが砕けていると『この人、初対面から馴れ馴れしいなぁ…。』と思われてしまいますが、逆に硬すぎても距離を感じさせてしまいます。会話をする中で徐々に距離感が近づいていくのが理想的ですが、そこの距離感を図るのが難しいものです。
相手との距離を縮めるのが苦手な人は、まずは丁寧な言葉遣いを心掛けるようにしましょう。下手に距離を縮めようとしてネガティブな印象を持たれるよりは、悪い印象を与えない方が取り返しがつきやすいからです。
話し相手が敬語をなくしてきたら、こちらも相槌を『うん。』にしたり、リアクションを『本当に?』『すごい!』などのタメ口に変えたりしましょう。普通の会話をタメ口にするのは少々ハードルが高いかもしれませんが、単発の返事のみを変えるのは違和感を感じづらいので、そこから徐々に距離を縮められると良いかと思います。
また、基本的にはポジティブワードを使いましょう。よく「すみませんよりありがとう」と言いますが、やはり謝罪や愚痴などを含めたネガティブワードを多用していると、一緒にいる人も疲れてしまいます。できるだけポジティブな言葉を心掛けましょう。
そのほか、専門用語や難しい単語を使わないようにしましょう。円滑なコミュニケーションが取れることは好印象を得るために重要なことです。
会話の間
会話において“間”はとても重要な要素の一つです。間が空くことを怖がる人もいますが、必ずしも悪いことではないので、間を味方につけられるようにしましょう。
では、良い間とはどのようなものでしょうか?
僕が感じる良い間とは「考える間」と「惹きつける間」です。
会話をしているときには、自分の意図を正しく伝えるために発言を選ぶときや相手の話を理解するために頭を整理するときなど、お互いに考える時間が必要な場面があります。そのようなときは無理に会話を続けずに、敢えて考える間をつくりましょう。
また、こちらが話をしている中で『ここぞ!』というときには、少しの間を空けることで相手を惹きつけることができます。間が空くことで相手は不安を感じますが、その分こちらの話に注目してくれるのです。よく芸人さんがオチの前に少し間を空けるように、会話のテクニックとして活用してみましょう。
印象の良い話し方をするための方法
ここまで好かれる話し方のポイントをお伝えしましたが、最後に具体的なトレーニング方法をお伝えします。話し方は日々の努力の積み重ねによって変わります。一番は実戦経験を積むことですが、下のような取り組みをすることでより一層成長することができます。
自分の話し方を客観的に聞いてみる
人に好かれる話し方をトレーニングするために最も大切なのは、自分の話し方を客観的に理解することです。自分が話している声を録音して、それを聞き返す機会をつくりましょう。
もちろんボイスメモなどで録音しても良いのですが、ただ録音するだけではなかなか継続できないと思います。そのため、個人的には音声配信系のSNSで話すのがおすすめです。テーマは何でもよくて、最近あった出来事について話したり、ニュースに対しての自分の意見を話したりすれば良いと思います。
最も意識してほしいのは、自分の話すスピードや抑揚のつけ方などが他の配信者とどう違うのか、というところです。お手本になる人を探して、その人の話し方と聞き比べることで自分に足りないところを理解しましょう。
呼吸を意識する
「話し方」と「呼吸」は切っても切れない関係にあります。ここでは具体的な呼吸法を2つご紹介いたします。
腹式呼吸
みなさん、一度は『腹から声を出せ!』と言われたことがあると思います。腹から声を出すことで自然と聞き取りやすい声が出るようになりますが、逆にいうと聞き取りづらい声の人は呼吸が浅いことが原因かもしれません。
腹から声を出すには「腹式呼吸」をマスターする必要があります。普段から腹式呼吸を意識することで腹から声を出すことに慣れましょう。
腹式呼吸が分からない方は、まずは仰向けで寝た状態でおなかに手を置いて呼吸をしてみてください。お腹が膨らんだりへこんだりしていると思います。その状態が腹式呼吸です。そのまま寝た状態で発生をすることで腹から声を出す感覚を掴みましょう。
先に息を吐く深呼吸
初対面の人と会話をするときなど、緊張したときには深呼吸をすることでリラックスすることができます。しかし、意外と正しい深呼吸ができている人は少ないものです。
多くの人は深呼吸をするときに、先に息を吸ってから吐いていますが、本来は「呼吸」という漢字の通り、先に息を吐いてから吸うのが正しいです。人間は緊張状態では肩が上がり、リラックスしているときには肩が下がります。そして、息を吸うと肩が上がり、息を吐くと肩が下がります。
先に息を吐いて肩の力を抜くことで、リラックスした状態で会話をすることができます。
滑舌をよくする
僕自身が新卒時代から続けていることの一つが、鏡を見ながら大袈裟なくらい口を開けて「ア」「イ」「ウ」「エ」「オ」と発音することです。この方法は『魚住式滑舌トレーニング』と呼ばれており、毎日続けていくことで3日ほどで効果が実感できると言われています。
僕は元々表情のチェックをするためにこのトレーニングを行っていましたが、そのときに目も大きく開いたり閉じたりすることで、表情筋のトレーニングにもなります。
まとめ
今回は、好かれる話し方のポイントやトレーニング方法をまとめました。
- 「好かれる話し方」と「嫌われる話し方」の違いは、敬意を感じられるかどうか。
- 好かれる話し方をするには、①話すスピード②声の大きさ③声のトーン④言葉遣い⑤会話の間、の5つのポイントを押さえましょう。
- それぞれのポイントによって注意点はあるものの、基本的には話し相手に近づけることで親近感を与えることができます。
- 好かれる話し方をするために、自分の話し方を録音して聞いたり、呼吸法を学んだり、滑舌のトレーニングをしたりしましょう。
話し方はセンスの良し悪しもありますが、練習をすることで改善することができます。私自身も口下手なので日々勉強をしている身ですが、恥をかくことを恐れずに人と話す機会を増やすことで着実に成長することができます。
自信を感じさせる話し方ができるように、少しづつ練習していきましょう。
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